問49 |
ウォータフォールモデルによるシステム開発工程の作業内容a〜fを、実施する順序で並べたものはどれか。
[作業内容]
a 現状の問題点を調査・分析し、対象システムへの要求を定義する。
b システムとして必要な機能をプログラムに分割し、処理の流れを明確にする。
c 詳細な処理手順を設計し、コーディングする。
d テストを行う。
e 各プログラム内の構造設計を行う。
f システムの要求仕様を基に、システムとして必要な機能を定義する。 |
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ア |
a,b,f,c,e,d |
イ |
a,f,b,e,c,d |
ウ |
a,f,b,e,d,c |
エ |
a,f,e,b,c,d |
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解説 |
ウォータフォールモデルは、開発を滝のように、上から下に順次行っていきます。前過程の成果物が完璧だという仮定のもとに行われるので、開発工程の後半でのバグの発見は、前半に比べて時間やコストの大きなロスとなります。
よって、開発を上から並べたものが、ウォータフォールモデルの実施順序となります。つまり、
要求定義、外部設計、内部設計、詳細設計、プログラミング、テストとなります。
これを選択肢に当てはめると、
a 現状の問題点を調査・分析し、対象システムへの要求を定義する。(要求定義)
f システムの要求仕様を基に、システムとして必要な機能を定義する。(外部設計)
b システムとして必要な機能をプログラムに分割し、処理の流れを明確にする。(内部設計)
e 各プログラム内の構造設計を行う。(詳細設計)
c 詳細な処理手順を設計し、コーディングする。(プログラミング)
d テストを行う。(テスト)
となります。
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