ア |
これは“暗号的強度”のモジュールである。モジュール内の機能間に特別な関係はなく、むしろ他のモジュールとの強い関係性をもつ可能性が高いので、モジュール分割をやり直した方がよい。 |
イ |
これは“情報的強度”のモジュールである。同一の情報を扱う複数の機能を、一つのモジュールにまとめている。モジュール内に各処理の入口点を設けているので、制御の結びつきがなく、これ以上のモジュール分割は不要である。 |
ウ |
これは“連絡的強度”のモジュールである。モジュール内でデータの受渡し又は参照を行いながら、複数の機能を逐次的に実行している。再度見直しを図り、必要に応じて更にモジュール分割を行った方がよい。 |
エ |
これは“論理的強度”のモジュールである。関連した幾つかの機能を含み、パラメタによっていずれかの機能を選択して実行している。現状では大きな問題となっていないとしても、仕様変更に伴うパラメタの変更による影響を最小限に抑えるために、機能ごとにモジュールを分割するか、機能ごとの入口点を設けるほうがよい。 |