問65 |
事業を図のa〜dに分類した場合、bに該当する事業の特徴はどれか。
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ア |
現在は大きな資金の流入をもたらしているが、同時に将来にわたって資金の投下も必要である。 |
イ |
現在は資金の主たる供給源の役割を果たしており、新たに資金を投下すべきではない。 |
ウ |
現在は資金の流入が小さいが、資金投下を行えば、将来の資金供給源になる可能性がある。 |
エ |
事業を継続させていくための資金投下の必要性は低く、将来的には撤退を考えざるを得ない。 |
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解説 |
プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)は、市場における自社の客観的な立場を把握し、資源配分などを決めるために用いられます。例を下に図示します。
各象限の状態を解説しておきます。
問題児(導入期):マーケティングへの参入を考える
花形(成長期):今後に期待ができるが、まだ資金の投入が必要
金のなる木(成熟期):利益が安定し、収入が期待できる
負け犬(衰退期):マーケティングからの撤退を考える
マーケティングの流れは、問題児 → 花形 → 金のなる木 → 負け犬となります。
それぞれの選択肢は以下のようになります。
選択肢ア:花形
選択肢イ:金のなる木
選択肢ウ:問題児
選択肢エ:負け犬 |
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