問69 |
プロダクトライフサイクルにおける成長期の特徴はどれか。 |
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ア |
市場が商品の価値を理解し始める。商品ラインもチャネルも拡大しなければならない。この時期は売上も伸びるが、投資も必要である。 |
イ |
需要が大きくなり、製品の差別化や市場の細分化が明確になってくる。競争者間の競争も激化し、新品種の追加やコストダウンが重要となる。 |
ウ |
需要が減ってきて、撤退する企業も出てくる。この時期の強者になれるかどうかを判断し、代替市場への進出なども考える。 |
エ |
需要は部分的で、新規需要開拓が勝負である。特定ターゲットに対する信念に満ちた説得が必要である。 |
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解説 |
プロダクトポートフォリオライフサイクルとは、製品がの売り上げが伸びてから売れなくなるまでの流れをいい、プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)をつかって、市場における自社の客観的な立場を把握し、資源配分などを決めます。以下にPPMを図示します。
各象限の状態を解説しておきます。
問題児(導入期):マーケティングへの参入を考える
花形(成長期):今後に期待ができるが、まだ資金の投入が必要
金のなる木(成熟期):利益が安定し、収入が期待できる
負け犬(衰退期):マーケティングからの撤退を考える
マーケティングの流れは、問題児 → 花形 → 金のなる木 → 負け犬となります。
選択肢アは、成長期の説明です。
選択肢イは、成熟期の説明です。
選択肢ウは、衰退期の説明です。
選択肢エは、導入期の説明です。 |
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