問42 |
クライアントPCで行うマルウェア対策のうち、適切なものはどれか。 |
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ア |
PCにおけるウイルスの定期的な手動検査では、ウイルス対策ソフトの定義ファイルを最新化した日次以降に作成したファイルだけを対象にしてスキャンする。 |
イ |
ウイルスがPCの脆弱性を突いて感染しないように、OS及びアプリケーションの修正パッチを適切に適用する。 |
ウ |
電子メールに添付されたウイルスに感染しないように、使用しないTCPポート宛ての通信を禁止する。 |
エ |
ワームが侵入しないように、クライアントPCに動的グローバルIPアドレスを付与する。 |
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解説 |
マルウェアとは、悪意のある不正なソフトウェアの総称をいいます。コンピュータウィルスやワーク、キーロガー、トロイの木馬、など幅広いソフトウェアを指します。
選択肢を順に見ていきます。
選択肢ア:定義ファイルを最新化する前に、新しいウィルスに感染している可能性があるため、全てを対象に診断するべきです。
選択肢イ:OSやアプリケーションのパッチは常に最新のものを適用しておきます。(正解)
選択肢ウ:ウィルスに感染しないためには、ウィルスチェックを行うことが有効です。
選択肢エ:ワームが侵入しないようにするためには、グローバルIPよりも直接インターネットにつながらないプライベートIPを使う方が有効です。 |
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